更新日:2021年11月17日

こんにちは!トビビトの田中です。
今回はコロナにより、現在ロックダウンを行っているマレーシアですが、ロックダウン中の生活を紹介したいと思います。
Contents
1、ロックダウンとは?
2、マレーシアのコロナの現状
3、毎日の生活における影響
4、お店の取組み
1、ロックダウンとは?
MCO(活動制限令)
コロナウイルスの影響により、世界の各地でロックダウンが行われています。
そもそもあまり聞き慣れないロックダウン。これは一体どのようなものなのでしょうか。
訳すと、都市封鎖。つまり都市を封鎖して人の行き来を無くし、活動を制限する意味です。
マレーシアではコロナウイルス拡大を防ぐため、MCOが3月18日から5月12日までの期間発動されています。
MCO中では下記の活動は制限されております。
すべての外国人観光客および訪問客(Tourists and Visitors)の入国を禁止
集会の禁止(宗教、スポーツ、社会、文化に関するイベントを含む)
宗教施設、事業所の閉鎖。ただし、スーパーマーケット、コンビニなどの生活必需品を販売する店舗を除く
金曜礼拝を含むモスクでの全宗教行事の延期
マレーシア人の海外渡航の禁止。海外から帰国する者については、検査の受診、14日間の自宅待機を求める
幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、職業訓練校など、全国すべての教育機関の閉鎖
すべての政府機関および民間企業の閉鎖。ただし、水道、電気、エネルギー、通信、郵便、交通、灌漑、石油・ガス、燃料、潤滑油、放送、金融、銀行、保健、薬局、消防、監獄、港湾、空港、警備、防衛、清掃、小売、食品供給の生活必需サービスは除く
上記のようにほとんどの人の行動や企業の経済活動が制限されています。
そこまでマレーシアはひどい状況なのでしょうか?
次の項目でマレーシアのコロナの状況をチェックしてみましょう。
2、マレーシアのコロナの現状
感染者の半数が完治

*最新の状況はこちらにて。 https://www.tobibito.club/post/マレーシア就職-〜コロナの影響について〜
*4月25日16時20分(マレーシア時間)の状況
マレーシアはロックダウン前の感染者数は日本よりも高く、また東南アジアで1番感染者数が多い状態でした。
MCOが発動されて以来、新規感染者数はかなり抑えられ、効果が徐々に出てきました。
現在の新規感染者数は50名前後/日で推移しており、回復者数は約100名/日のペースで増えていっております。
感染者数合計の5,742人のうち、半数以上の3,762名が完治しております。
3、毎日の生活における影響
現在MCOが発動されているので、身近な生活において普段できていた当たり前のことができなくなっております。
身近に困っていること
外出できない(スーパーへ食料の買い出しはOK)
外へ散歩ができない
コンドミニアムのプール・ジムが使用できない
買い物へ行けるのも08:00~20:00までの間
Grabやタクシーへ乗る際、1名しか乗車できない
スーパー以外お店がやっていない
ヘアカットにいけない
ほとんどの方が1日中家にいるので、ストレスも溜まってきますが、着実にマレーシアでの感染者数が減ってきておりますので、それだけが唯一の救いとなっております。
4、お店の取組み
徹底したコロナ対策
マレーシアのスーパーマーケットはコロナ対策を徹底して行っております。
人数制限
各スーパーマーケットで入場制限をしており、札を配っているところもあります。
入り口で札がなくなると、札が戻ってくるまで入場することはできません。

Social distancing (ソーシャルディスタンシング)
これは物理的距離を保つことでマレーシアでは列に並ぶ時には前後の人と1mから2m離れています。
足元にはテープが張っており、みなさんしっかりと守っております。
店員の方も巡回しており、前の人と詰め過ぎていると注意されます。

体温チェック&アルコール
入店時には必ず体温計チェックがあります。体温が高いと入店が拒否されます。
また入店の際には必ずアルコールジェルを手に噴射されます。
厳ししところではゴム手袋の着用を求められます。

厳重な対策をしているので、安心してお買い物ができます。
いかがでしたでしょうか。
マレーシアではロックダウンで日常生活など様々なことが制限されておりますが、この結果、着実に状況が改善されてきております。
早く日常の生活が戻るように後少し自宅待機をがんばっていきましょう!
それではまた!